こんにちは、Mataです。
為替取引において負けやすい場面が存在することをご存じでしょうか?FXでもバイナリーでも一緒です。
それはトレンドに対して逆にエントリーすることです。
上昇トレンド中にショートエントリー、下降トレンド中にロングエントリー。
なぜこの場面は負けやすいのか。
為替取引のチャートは世界中の国や企業やトレーダーがお金を掛けて形成しています。「トレンド」すなわち「傾向」とは皆が同じ方向にエントリーすることにより発生します。
100人の人が「山にいこう!」と言っているのに、あなたを含め数人が「いやいや、海でしょ!」と言っても行先は「山」となるでしょう。例外はあなたを含め数人がとてつもない発言力(財力)があるなら、トレンドを変える事も可能もしれませんが。
よって為替取引において、エントリーする方向はたった一つです。
トレンドに対して順張りする。
これだけです。
※私は逆張りも行いますが基本は順張りです。
皆が進もうとしている方向にエントリーする事で高勝率を出すことが可能です。なぜならその方向にチャートは動くはずだから。
ではトレンドに対して順張りするにはどうしたら良いでしょうか。
- 自分の狙っているのは何分足の何波で
- 狙っている上位足は現在どのような状態で
- 敵となるレジスタンスラインはどこにあって
- どのような根拠をもってエントリー
すれば良いのでしょうか。
トレンドの定義はダウ理論によるものですが、今が「上昇するのか」「下降するのか」「レンジなのか」を移動平均線を使用することで客観的に理解することが出来るんです。
例えば1時間足を見ているのであれば4時間足、日足の「どの局面なのか」を1時間足チャートだけで判断することが出来ます。
「どの局面なのか」を理解できるということは、皆がどっちを向いているかを理解できるということ。すなわち上位足を含めたトレンドを理解できるということです。
トレンドに乗ってエントリーしてしまえば勝ったも同然です。
そんな「移動平均線」の理解、使い方をまとめていきます。
移動平均線って何?
移動平均線にはいくつか種類がありますが使用する物は「単純移動平均線(SMA)」です。
以降SMA=MAとして記述します。
MAがチャート上に表示される計算式は
指定した期間(例えば5MA)の終値を足して、5で割って平均を出す
これだけです。
①100 ②105 ③90 ④95 ⑤110 であれば平均をだすと「100」ですね。
チャート上ではMAはただ横線が足されるだけです。
では⑤110の次足からすごく伸びたらどうなるしょか。
⑤110 ⑥115 ⑦120 ⑧125 ⑨130 で平均は「120」です。
チャート上では急激なMAの上昇を示します。
つまりMAは「価格が上昇するとMAも上昇する」訳です。
その場合、MAは「上向きの線を足す」ということになります。
上向きの線を足すということは5期間において平均を見ると価格が上昇しているということですね?
つまり5期間は「世界中のトレーダーが上目線であった」という証明になります。

左を見ると「価格が下がるとMAも下がる(下向きの線)」
真ん中を見ると「価格が横ばいだとMAも横ばい(横向きの線)」
右を見ると「価格が上がるとMAも上がる(上向きの線)」
このように、とても単純かつ簡単なインジケーターです。
そしてグランビルの法則から「価格はMAと離れすぎると近づき収束する」という法則があります。

価格がMAと離れてもそのうち収束する
何で収束するのでしょうか?
答えは単純です。為替相場は「直線」で形成されておらず、よく言う「N字」で形成されているからです。
トレンド中も上がったり下がったりしながら形成されるため一部分を見るとMA近くに収束しているように見えます。
そして推進波から修正波に転換するとMA内に収束していきます。
つまりMAの周りを価格は上下していると言っても過言ではありません。

一気に値を下げている青矢印以外の場所を見るとMAを中心にチャートは前後していますね。これはMAにチャートが収束しきっている状態です。MAに収束するとそのうち拡散が起きます。それが青矢印の場所です。
ですがずっと価格を下げる訳ではなくそのうちまたMAに収束していきMAを中心に上下しています。これを永遠に繰り返しているのです。
まとめると
- 価格と一緒にMAは推移する(価格が上がればMAも上がる)
- MAが上向きなら設定した期間は「上に優位性」がある証明
- 価格がMAより離れすぎると収束する
- MAの周りを上下するように価格が動く
- MAと価格が収束し続けると拡散が起こりMAと価格が離れる
これがMAと価格(チャート)との関係性です。
本来であれば価格ありきでMAが動く訳ですが、大枠を捉えるため
イメージは「MAに沿って価格が動く」という感じです。
この先を読むにあたり必ず理解してから進んでくださいね。
最適なMAの期間はいくつだろう
一般的に多いのは20~25MAでしょうか。
また上位足の方向を示すため50MAや75MAを追加したり、ビルウィリアムスが「200MAが一番信頼できる値」と言っていたように200MAでしょうか。
あくまでトレンド方向を理解するのに使用する場合で個人的な見解は「20MA前後」が最適です。
短すぎる、例えば10MAなどは直近を反映しすぎるため微妙です。
長すぎる、例えば30MAなどは転換後を反映するくらいの期間のため微妙です。
その中間くらいが目安としては良い値だと思います。
「MAの周りを上下するように価格は動く」とありました。
それは20MA程度の場合です。つまり自分が見ている足、例えば1時間足を見ていたとして20MAを表示している場合、収束するとMAの周りを上下するように価格は動きます。
では4時間足を見ていたとして20MAを表示していました。
1時間足とは違ったMAの動きをするでしょうか?
答えは↓

赤色線が20MA
どうですか?
「4時間足の20MA」と「1時間足の20MA」は違った動きをしていますか?
一気に値を下げている場面では4時間足の方が20MAとの乖離が大きいようですがそこは重要視していません。
「大まかに見て同じである」と理解してもらえれば良いです。
では日足ではどうでしょうか?

赤色線が20MA
どうですか?
日足も同じように20MAの周りを上下していると思います。
つまり「1時間足の20MA」「4時間足の20MA」「日足の20MA」を表示するとMAの周りを価格が上下しながらチャートが形成されていくことがわかりました。
※ちなみに1分足や5分足の場合は、同様にMAの周りを上下しますがボラティリティが高く少し見え方が違うと思います。本質は同じです。
という事は、1時間足チャートを見てる場合に「4時間足の20MA」「日足の20MA」を表示すると上位足を含めた今から向かう方向が分かってきます。
次にその話を詳しくまとめますが、その前に1時間足チャートを見ながら「4hの20MA」「日足の20MA」を表示する方法をお話します。
それは単純に
1時間足から見た4時間足はローソク足4本分なので4×20(MA)=80MA
1時間足から見た日足はローソク足24本分なので24×20(MA)=480MA
となります。
つまり一つのチャートに表示するMAは
- 20MA
- 一つ上の時間足の20MA
- 二つ上の時間足の20MA
ということになります。
では次に3つのMAを複合的に見ることで上位足を含めたトレンド方向を確認する方法をお話します。
3つMAを具体的に使用する方法
1時間足チャートに
・20MA(青色線)
・80MA(黄色線)
・480MA(赤色線)
を表示しています。
今一度思い出してほしいのですが「MAの上下を価格は推移」します。
日足20MA相当を描く480MA(赤色)を見てください。

この画像に日足のダウを書くとこうなります。

なぜかわかりますか?
何度もいいますが「MAの上下を価格は推移」しているので
480MAを上下しているチャートが日足レベルのチャートになります。
違う画像を見てみます。
こちらも1時間足チャートです。日足のダウを描くとこんな感じです。

1時間足チャートに表示した日足20MA相当の480MAから日足ダウを引く見方がなんとなく理解出来ましたか?
これは練習あるのみなのです。
次に1時間足チャートに表示した4時間足20MA相当の80MA(黄色線)から4時間足ダウを引くとどうなるでしょうか。

この画像のピンク線は日足ダウです。
青い線で囲っている場所を拡大していきます。

1時間足チャートで4時間足ダウを描くとこうなります。
黄色線に収束し、その後拡散を起こしています。

これらが80MAと480MAを1時間足チャートで単独で見た目線です。
今度は20MAと80MAを複合的に見てみます。
上の画像を更に拡大しました。

Lがエントリー場所
注目してほしいのは「20MAの青色線」と「80MAの黄色線」です。
Lが二カ所ありますがロングするならここという場所です。
画像左から見ていくと拡散が終わり20MAの内側に価格が推移してきました。
これは
- ①20MAの上下を価格が動くレンジになる
- ②もっと内側に入りこんできて80MAに収束し、80MAの上下を価格が動く「1時間足で見た下降トレンド」「4時間足で見た上昇トレンド中の修正波」
- ③更にもっと内側に入り込んできて480MAに収束し、「1時間足&4時間足で見た下降トレンド」「日足で見た修正波」
のどれかになります。
※③では日足がトレンド中なのか把握していないため厳密には日足で見た修正波であるとは言い切れないです。また週足、月足レベルの把握はしていないので場合によっては①②③同様に④が生まれるかもしれません。
結果を見ると②の80MAに収束しすぐに拡散するべく価格が上昇しました。20MAを下から上にブレイクし高値を超えるかどうするかもみ合っています。

ダウ理論ではもみ合いの高値(Lのエントリー場所)を超えると1時間足下降トレンドだったのが1時間足上昇トレンドに転換が確定します。
また20MAの向きを見ると下向き→横向き→上向きと変わっています。
最初の方に書いた通り上向きの線を足すということは20期間において平均を見ると価格が上昇しているということ、つまりは「買いに優位性がある」という証明になります。
そして80MAも上向き、480MAも上向きのため4時間足や日足の人たちも買いに優位性があると言っています。
上位足の買いへの優位性&1時間足では上昇トレンド確定のラインが確定するためここの高値を超えると安心してエントリー出来る訳です。
ではもう一つのLのポイントを見ていきましょう。

こちらも結果を見ると②の80MAへ収束となりました。
1回目とは違いしっかり80MAを下に抜けましたが青線を見ると80MAの上下を価格が推移しています。
Lをする場所はピンク線の一番右側の高値をブレイクしたらになります。
理由は
- 20MAが上向き
- 80MAが上向き
- 480MAが上向き
- 1時間足で見た高値を抜けると上昇トレンドが確定するライン
疑問に思いそうなので補足しますが

「1または2の場所でもいいんじゃない?」と思った方もいると思います。
これはエントリーが早すぎます。
1の場合は80MAを超えていないからです。MAは「平均を線で出す」ということかしてません。80MAは確かに上向きですが、上昇するのに平均を超えていないということはありえません。よってロングするなら80MAを超えてからになります。
ただし、MAの数値なんてのは人それぞれです。私はやり方を出来るだけ統一しているのでマイルールに乗っ取ってエントリーしないということです。
2の場合は480MAへの収束の懸念があるためです。

80MAを少し超えましたが「MAの周りを価格は上下する」ため、安値を割って480MAへ収束する可能性が残っています。
なので安値に支えられ、80MAにも支えられ、すべてが上向きになり、1時間足ダウが上昇トレンド確定するラインの私が書いたLが良いという訳です。
最後に20MA、80MA、480MAの3つを複合的に見た場合です。

480MAに収束しました。
4時間足の青線を見ると80MAを一端上にブレイクしすぐに下にブレイクしましたね。
そこでダブルボトムを形成し、4時間足ではネックラインをブレイクすることで安値切り上げを確定させました。
このネックラインでエントリーすることもできますが、ネックラインに80MAや480MAがあるため私の場合エントリーしません。
ネックラインを超えて1時間足ではLの場所で押し目を形成したためこの高値を超えると
・20MAと480MA上向き、80MAは下から横向きへ(やや上向き)
・日足の押し目を形成(4時間足ダウが上昇トレンド確定させたため)
・1時間足はもちろん上昇トレンド中で3波を形成する場面
が確定するため安心してエントリー出来ます。
本来ならここに
- エリオット波動
- 水平ライン
- トレンドライン
- 4時間足や日足のローソク足でみたライン(MTF)
などの根拠を足します。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
以前に自分用に作成した物を張り付けただけなので今見ると少し足りない要素が見受けられますが大枠はこの通りかと思います。
今後更に一つ一つを細かく書いていきたいと思います。


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